会話がなかなか続かない、職場の人との雑談は何を話したらよいか分からない
そんな悩みはありませんか。
仲のいい友人や職場でのビジネスとしての会話はスムーズにできても
初対面や顔見知りの人との適当に話す雑談がうまくいかない人も多いと思います。
本書は、雑談をうまくするためのテクニックについて解説されています。
本記事は以下について書いています。
〇本書の構成・特徴
〇こんな人におすすめ
〇印象に残ったこと
〇まとめ
本書の構成・特徴
本書は雑談をスムーズに進めるためのテクニックが解説された本です。
友人との楽しい会話や会社で交わされるビジネスとしての会話とは
雑談は別物だと本書では書かれています。
雑談が難しいのは普通の会話と異なるからとされています。
章立てとしては、基本のルール、初対面との雑談、知人との雑談、職場での雑談
という分かれ方をしており、それぞれの場面での雑談テクニックが解説されています。
してしまいがちな雑談のNGに対して、本当にするべき雑談の仕方が
解説されているので、自分がやってしまいがちな部分を読んでみると良いと思います。
また、本書はあくまで「雑談をスムーズに進めるテクニック」なので
人と仲良くなることが目的ではありません。
いい感じに会話を続けるコツだと理解して読んでみると良いと思います。
こんな人におすすめ
本書は以下のような人におすすめです。
〇職場などでの雑談に困っている人
〇初対面や顔見知りとの会話に悩んでいる人
雑談は普通の会話とは異なるものです。
仲いい人との会話は楽しく続くのに、初対面や顔見知りとの適当な会話が
うまくいかないという人も多いと思います。
それは会話の種類が異なることを理解していないからです。
「なんとか仲良くならないと」と思っているからうまくいかないのです。
まずは会話を続ける、その後に気が合うのであれば仲良くなっていけます。
仲良くならなくてもよい、なんとなく普通に会話が続くようにしたい
そんな人はこの本を読んで雑談のテクニックを身に着けると良いと思います。
印象に残ったこと
質問よりリアクション
会話をするというと何か質問をしようとしてしまうと思います。
質問をしてそれをさらに掘り下げる、これも確かに会話のテクニックだと思います。
しかし、それは仲良くなるための会話です。
確かに相手のことをよく知り共通の話題があれば盛り上がれますし
逆に自分のことをよく知ってもらうことで仲良くなれるかもしれません。
雑談をするうえで重要なのは、いい感じに会話を続けることです。
どうしても質問が思いつかなかったり、興味が持てない話であれば
リアクションをしっかりとることで「話聞いてますよ感」を出すと良いです。
相手も「自分の話に食いついてくれている」と思うので
相手がたくさん話してくれると思います。
雑談=何か話さなくては、と思いがちですが
相手にしゃべらせて自分はリアクションをとるだけという
方法もあるのだなと気づかせてくれました。
まとめ
今回は『超雑談力』を紹介しました。
雑談は普通の会話とは異なる、本書の冒頭に書かれていて衝撃を受けました。
自分自身、仲いい人とは会話が続くし普通に雑談できると思い込んでいました。
でもよく考えるとずっと話題に悩んでいて、何か質問はないかと考えながら
会話をしていることに気づきました。
人と仲良くなるのも大事ですが、とりあえずいい感じに会話を続ける
そのためには会話の仕方を変える必要があるのだと気づきました。
人付き合いに悩んでいる、初対面や顔見知りとの会話に悩んでいる
そんな人はぜひ読んでみてください!