釣りの醍醐味は魚が引く糸の感触ですよね。
釣り糸の張力に集中してのんきに釣りを楽しみたいものです。
見えない聞こえない話せない そんな状況で自分を導くのは
ドローンと自分を結んだ糸の張力のみ。
災害で崩れた道をあなたは進むことができるでしょうか。
タイムリミット6時間の救出劇、アリアドネの声を紹介します。
kindle unlimitedでサクッと読めるのでぜひ読んでみてください。
本記事は以下について書いています。
〇本書の構成・特徴
〇こんな人におすすめ
〇印象に残ったこと
〇まとめ
本書の構成・特徴
地上一階、地下五階のスマートシティ。バリアフリーを謳う地下都市『WANOKUNI』では
オープニングセレモニーが開催されていました。
そこで起こった大地震。要救助者はたった一人。
しかし、その要救助者は「見えない」「聞こえない」「話せない」
要救助者が居るであろう場所には人が入っていくことができません。
そんな時に白羽の矢が立ったのは最新型の災害救助用ドローンでした。
ドローンを駆使した救出劇。タイムリミットは6時間です。
「見えない」はずの要救助者はなぜ照明をつけたのか
要救助者に対する疑惑と最後のどんでん返しが素晴らしい作品です。
こんな人におすすめ
本書は以下のような人におすすめです。
〇タイムリミットのあるハラハラした救出劇が好きな人
〇今の自分に限界を感じている人
本書の大枠は「タイムリミット6時間の救出劇」です。
私もハラハラしながら2日で読み切ってしまいました。
ハラハラドキドキした救出劇を読みたい人にはおすすめです。
また、「「無理」とどう付き合うか」といった話が並行して進みます。
「見えない」「聞こえない」「話せない」人が、自身の生活の「無理」にどう立ち向かうか
ドローンで救出することができない場所からどうやって救出するのか
自分の限界、無理なことへの考え方を改めさせられました。
印象に残ったこと
無理だと思ったら、そこが限界
アリアドネの声
これは本書によく出てくるキーワードです。
主人公は海の事故で兄を亡くしています。
主人公は兄が言った「無理だと思ったら、そこが限界」という言葉にとらわれています。
自分が無理だと思ったから兄を救えなかった
兄の言葉を十字架のように背負ってしまいます。
作中でその言葉の別の意味に気づきます。
主人公がそこから新しい解決策に気づくところが圧巻です。
まとめ
今回は『アリアドネの声』を紹介しました。
ノンストップの救出劇にはハラハラさせられました。
災害の状況を把握することができないまま続ける救出活動。
センサーなどから得られる情報から読み取れた、
「見えない」はずの要救助者の不可解な行動。
ドローンによる不可能な救出活動を可能にするのは・・・?
kindle unlmitedで読めるので興味があったら読んでみてください。