『「動じない」心のコツ』を紹介 些細なことで動じてしまう人におすすめ

書籍紹介

些細なことで動じてしまうことありますよね。
もっと動じない大人になりたいと悩むかもしれません。

本書では人間関係や仕事などで動じないコツについて解説されています。


本記事は以下について書いています。

〇本書の構成・特徴
〇こんな人におすすめ
〇印象に残ったこと
〇まとめ

本書の構成・特徴

本書は、人付き合い、仕事、将来の不安などで「動じない」コツが紹介されています。

「動じる」と聞くと「衝撃的なことがあった際に心が揺れ動くこと」のように思えますが
本書では、日々の生活での小さな悩みや不安のように
頭の片隅でずっと引っかかっている状態
を含めて「動じる」と表現しています。

例えば、「会社の中のチームの雰囲気が悪いと悩んでいる状態」
これも心が動じているのだそうです。

確かに「悩む」という状態は、何かの対象に心がとらわれている状態なので
動じていると言ってもよいのかもしれません。

日々の生活で心が動じてしまいそうな様々なシチュエーションがあげられており
それぞれのシチュエーションに対する「動じない」コツが解説されています。

各章の見出しを見て「私この状況だと動じてしまうかも」というものを
読んでみると良いかもしれません。

こんな人におすすめ

本書は以下のような人におすすめです。

〇些細なことで動じてしまう人
〇人間関係や仕事に対して悩みや不安がある人


本書は「動じない」コツを紹介しています。
動じないコツというものは心の持ちよう、考え方、事実の捉え方に関するものです。

目の前で起きる事実は変えることができないので
それの捉え方を変えることで動じないようにする
ということです。

動じやすい人は、目の前の事実を悪い方向に想像しすぎているのかもしれません
本書を読むことで、目の前の事実の新しい受け取り方を見つけられると思います。

不安や悩みがある状態も「動じている」と本書では表現しています。
本書の中に自分の悩みに関する動じないコツが紹介されているかもしれません。

自分の性格は簡単には変えられないので、すぐに動じなくなるわけではないですが
日々繰り返し「この時はこう考えたらいいんだ」と動じないコツを
実践することで、いつか動じない自分になれると思います。

印象に残ったこと

人はみな孤独。だからこそ大事な人との関係を大切にできる。

人付き合いで動じてしまう人に対するコツとして
孤独でいることを恐れない」というものが書かれていました。

私自身高校生まで、孤独を恐れいつも誰かと過ごしていました。
孤独というものに動じて、気の乗らない集まりも参加していたかもしれません。

しかし、大学生になり別の土地で一人暮らしをするようになってから
友人ができず、孤独なことが多くなりました。

孤独を経験した事で、大切にすべき人間関係に気づくことができました
それからは気の乗らない誘いは断るようになりました。

以前なら「嫌われるかな」「悪い印象与えたかな」と不安になっていたかもしれません。
しかし、特に気にならなくなり「まあ次会ったとき普通に接すればいいか」となりました。

本当に大事な人たちを大切にしよう」なんとなくそう考えて過ごしていましたが
その考え方こそが、人間関係で動じないコツだったのかもしれません。

まとめ

今回は『「動じない」コツ』を紹介しました。
心が揺れ動く人は、一つの事実に心がとらわれ過ぎているのだそうです。

一度その事象が起きた時は「嫌だな」「楽しいな」と心が揺れ動くと思います。
それはそれで良いのですが、その感情だけを引きずり過ぎるのは良くないです。

日々の悩みや不安に心がとらわれ過ぎることなく
心穏やかに過ごすことを目指す人は、ぜひ読んでみてください!

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