新築一戸建ては大人の夢の一つですよね。
でも、家を建てるなら何をすればよいか知っていますか。
どこへ行けばいいのか、何から始めればいいのかよくわからないですよね。
また、家という大きな買い物、少しでも賢く節約したいですよね。
家を建てたい人は本書を初めに読んでみることをおすすめします。
本記事は以下について書いています。
〇本書の構成・特徴
〇こんな人におすすめ
〇印象に残ったこと
〇まとめ
本書の構成・特徴
本書はほとんどが漫画です。
家を建てようにも何もわからない夫婦が家を実際に建てるところまでの
体験談が描かれています。
ハウスメーカーの選び方、間取りの決め方、実際に家を建てるまでの流れなどが
分かりやすく描かれています。実際の体験談なので、
家を建てるうえで気を付けるべきポイントが書かれています。
注意として、著者の体験談は親の持ち家を取り壊して新居を建てるという体験談です。
土地を探すところから始める人は、土地探しについては本書で詳しく知ることができません。
こんな人におすすめ
本書は以下のような人におすすめです。
〇家を建てたいけど何もわからない人
〇文字を読むのが苦手な人
〇施工中はどのようにしたらよいか知りたい人
家を建てたいけど何にも分かりません!と言う人はとりあえず読んでみることをおすすめします。
何も知らずに住宅展示会に行ってしまうと、営業の人にカモにされてしまうかもしれません。
ハウスメーカーの営業の裏側とまではいきませんが、こんな実態だということを
知ることができます。本書を読むことでカモにされそうだということに気づけるかもしれません。
また、本書は漫画なので読みやすいです。
文字だけを読んで理解するのが苦手な人は、この本を初めに読んで
なんとなく理解することからはじめると良いと思います。
本書は体験談ということもあって、ハウスメーカー選びや間取りの検討
実際の施工などをどのように進めたかが書かれています。
なかでも施工中に職人さんへどのような差し入れなどをしたかが描かれています。
ハウスメーカー選びや間取りを決めることも重要ですが
結局は実際に作ってくれる職人さんに親切にすることが重要です。
施工中はどれくらいの頻度で顔を出したらよいか、どんな差し入れが良いのか
このあたりを本書で知ることで、素敵なマイホームが建てられると思います。
印象に残ったこと
無料図面は営業の担当者が書くこともある
住宅展示会などに行くとハウスメーカーの営業担当者がいます。
そこでアンケートを書くこともあります。
新居の希望価格や今の年収、希望の間取りなど色々聞かれます。
そのとき土地があらかじめ決まっていたり、敷地面積の希望がだいたい決まっていると
「無料で図面を書かせていただきます!」
なんて言われることもあるそうです。無料ならとお願いすると
数日から数週間後に図面をくれるそうです。
もちろん設計士の方が図面を書くこともあるそうですが、営業担当者が書くことも多いそうです。
なので変な間取りであったり、使いにくそうな間取りなどを提示されることもあるとか。
営業担当者からすると、とりあえず顧客との関係を作ることが重要なのかもしれません。
適当に作った間取りから顧客の不満を受け入れ、修正していくころには
いつのまにかそのハウスメーカーで家を建てる話になっている。。という感じでしょうか。
無料図面と聞いて、「まあ無料なら。。」という時点で囲い込まれかけているのかもしれないですね。
まとめ
今回は『はじめて家を建てました!』を紹介しました。
家を建てたいけど、何にも分かりませんなんて人多いのではないでしょうか。
本書以外にも家を建てたい人向けの本はたくさんあります。
その中でも、「そろそろ家を建てたい」くらいに考えている人は
家を建てるまでの流れを知る上でも本書から読んでみてはいかかでしょうか。
営業担当者との話の進め方、間取り決め、実際の施工などの
リアルな流れを知りたい人はぜひ読んでみてください!