リスキリングという言葉が広まってから
勉強する社会人も増えたのではないでしょうか。
学生時代も勉強をし、社会人になってからも勉強する。
人生一生勉強を続けることが必要ですね。
しかし、思うように知識が身に着かない人も多いのではないでしょうか。
効率の良い勉強法はないか、知識を身に着けるにはどうしたらいいか
そんな悩みを抱えた人はぜひ本書を読んでみてほしいです。
本記事は以下について書いています。
〇本書の構成・特徴
〇こんな人におすすめ
〇印象に残ったこと
〇まとめ
本書の構成・特徴
本書は科学的にも一定の信頼性がある勉強法について解説されています。
単純に勉強の方法だけでなく、勉強するうえでの心の持ち方や
勉強の計画方法についても解説されています。
勉強に対するモチベーションを保ち、正しく計画したうえで
効率よく勉強し、勉強の内容を正しく評価する
これらの流れが整うことで知識が効率よく身に着きます。
本書は
第一章「勉強をするうえでの迷いを断ち切る方法」
第二章「目標を定め、計画する方法」
第三章「記憶力をあげる勉強法」
第四章「勉強の内容を正しく評価する方法」
第五章「勉強を改善する方法」
という構成になっています。
すべて〇×で見出しが書かれていて、やってよいことと悪いことが明確になっています。
気になる箇所から読んで実践するのもよいと思います。
こんな人におすすめ
本書は以下のような人におすすめです。
〇勉強に悩んでいる人
〇年を重ねても知識を身に付けたい人
本書は具体的な勉強法が解説されている本です。
大学の研究などに基づくものなので一定の信頼性はあると思います。
学生は受験勉強などでたくさんの知識を身に着ける必要があります。
また社会人は勉強に充てられる時間も少なく、仕事のこともありなかなか集中できない
記憶力が落ちてきてなかなか覚えられないなどがあると思います。
できるだけ効率的に勉強したい!そう思う人も多いでしょう。
そういった人は本書で紹介されている勉強法をやってみてもよいと思います。
本書は、勉強法の解説→学術的な根拠の提示→わかりやすい図解
という流れで書かれています。もちろんしっかり読んで理解したほうが良いですが
時間が無かったり、どのような方法か忘れた時は図解を見るだけでも良いと思います。
印象に残ったこと
学習とはたくさんの「間違い」に気づくことが重要
テストで「×」が書いてあるとがっかりしますし、悔しい思いをすると思います。
私は数学に力を入れていて、数学のテストで「×」があるととても悔しかったです。
「〇」を増やそうと努力してある程度は数学の成績が伸びました。
しかし、「極めた」というレベルまでにはなれませんでした。
これは「×」に対する心構えが良くなかったのだと思います。
成功する人や努力できる人は「×」を真摯に受け止め
「何が間違っていたのか」を深く考え、次からは間違わないようにします。
人間は仮説を立て、その仮説が間違っていた時にようやく学ぶそうです。
成功する人たちはこのことを理解しているのかもしれません。
「×」を真摯に受け止めることは難しいかもしれませんが
学習するうえでとても重要だと思います。
まとめ
今回は『The right way to study 何歳からでも結果が出る 本当の勉強法』
を紹介しました。
科学的にも一定の根拠のある効率の良い勉強法が解説されています。
勉強法というDoだけでなく、Plan,Do,Check,Actにそって
それぞれ具体的な方法が紹介されています。
小手先のテクニックを紹介している本もあると思いますが
PDCAという一連の流れが
PDCAすべての良い方法を実践することで効率よく知識が身に着くと思います。
学生や社会人、リタイアした人など、これから勉強を頑張りたい人は
ぜひ読んでみてください。