パペッティアはマリオネットを操る人のことです。
操り人形を操作したことがあるのですが、なかなか思うようには動かせませんでした。
うまくマリオネット(人)を操れる人はすごいと思います。
都会で起こる連続殺人、裏社会と関連のある不気味な姉妹
パペッティアは誰なのか、その目的は何なのか
今回は赤川次郎の『マリオネットの罠』を紹介します。
本記事は以下について書いています。
〇本書の構成・特徴
〇こんな人におすすめ
〇印象に残ったこと
〇まとめ
本書の構成・特徴
本書は典型的なミステリー作品です。
文学部でフランス語を専攻する大学院生です。
とある事情から峯岸家という金持ちの家にフランス語を教えに行くことになります。
峯岸家には不気味な姉妹。主人公はその家に隠されたマリオネットを開放してしまいます。
そこから起きる謎の連続殺人。犯人は何の目的で殺人を繰り返すのか・・
物語は主人公視点、犯人視点、姉妹視点と切り替わります。
なので、読者に謎を残したまま進むことは少ないです。
しかし、マリオネットを操作している正体、
これだけは最後まで明かされませんでした。
こんな人におすすめ
本書は以下のような人におすすめです。
〇どんでん返し系の物語が好きな人
〇少しアンフェア寄りでも大丈夫な人
やはりこの物語はどんでん返し系です。
最後に「騙された!」となりたい人は読んでみると良いと思います。
一方で、書かれていることすべてが正しいとは限りません。
また、全ての真相を予想できるほどヒントはちりばめられていません。
もう一度読み返して「確かにそうだ!」とはならないタイプの物語です。
それでもいい!パペッティアの正体に驚かされたい人は読んでみてください。
印象に残ったこと
ある意味読者もマリオネットだったのかもしれません。
本書は各登場人物の視点での描写が章ごとに切り替わる構成となっています。
読者は各人の思惑や行動をわかったうえで物語を読むことができます。
だからこそ、知らず知らずのうちに思い込みが起きてしまい
注意深く読まなくてはいけなかった描写を見逃してしまうでしょう。
著者、赤川次郎というパペッティアに私は操れてしまいました。
まとめ
今回は赤川次郎の『マリオネットの罠』を紹介しました。
物語は自然な流れで進むので読みやすいです。
関連性のない連続殺人はなぜ起こるのか、なぜこの人は狙われるのか
そんな謎を追いかけながら読んでいると5時間ほどで読み切ってしまいました。
どんでん返し系の小説で酔ても有名な作品でもあります。
興味があったら是非読んでみてください。