『センスの哲学』でセンスを育てる。凡人がセンスある人になる方法【kindle unlimitedで今すぐ読める】

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センスがない」「こいつはセンスがある
センスってなんだかかっこいい響きですよね?

いままで関わってきた人で、センスあるなあと思った人もいるでしょう。
その人とあなたは何が違うのでしょうか?
才能、もしくは恵まれた環境が無いとセンスなんて身に着かない

そんなこと無いようです。凡人でもセンスは身に着く!
今回紹介する『センスの哲学』はそう教えてくれます。


Kindle Unlimited対象なので【今すぐ無料】で読むことができます。
忙しい毎日の中で、自分をほんの少しアップデートしたい。
そんなあなたにこそ、手に取ってほしい一冊です。


本記事は以下について書いています。

〇本書の構成・特徴
〇この本から得られる「成長のポイント」
〇印象に残ったこと
〇まとめ

本書の構成・特徴

本書は「センスとは何か」を哲学的な目線から分析している本です。
そのうえで「センスを身につける訓練」にも触れています。

日常生活でセンスを必要とする場面を例に挙げながら
センスがあるのはどのような状態なのかについて分析されています。

哲学的なので理解するのは難しいですが
ゆっくりとかみしめながら読み進めると、著者の言いたいことが見えてくると思います。

センスがあるってこんなことだよねと分かってきたところで
具体的にセンスを身に着ける方法について説明されています。

もちろんこの方法が正解というわけではないと思いますが
この方向性ならセンスというものがつかめそうだなという方法だと思います。

この本から得られる「成長のポイント」

この本からは以下のような「成長のポイント」が得られます。

〇「センスある創作物を作れる人」にステップアップするポイント
〇「センスある切り口で鑑賞できる人」にステップアップするポイント


この本はセンスについて哲学的に分析しています。
もちろんこの本での解釈がすべて正しいわけではないですが
「センスってこんな感じだよね」と納得のいく解釈だと思います。

その解釈に納得したうえで、「じゃあどうやったらセンスが身に着くか
についても掘り下げられています。

センスは、技術や教養ではない!
こういう方向ならセンスを磨くことができる!
と導いてくれます。

創作にしても、鑑賞にしても
センスが光るものの見方」があるようです。

その見方を身に着けるよう日々訓練することで、センスある大人が目指せます。

印象に残ったこと

モデル(理想)に近づけないなら、自分の手持ちで表現する。

文字をきれいに書きたいと思って練習した時期があります。
目標とする「きれいな文字」に近づくように練習しました。

でもなかなかうまく書けませんでした。
「モデル(理想)に近づけない。。」と落ち込んだりしたのですが
「その字、味があっていいね」と言われることがありました。

私は左利きで「はらい」や「とめ」に癖が出てしまいます。
それも込みで全体のバランスが取れているような字体だったので
「味がある」「字がうまい」と言われるようになりました。

「モデル(理想)」に近づこうとしなくてもいいんだ
「自分の癖」でどれだけ表現できるかという方向にシフトすることで
味のある字を書ける人」になることができました。

何をするにしても「教科書通りのお手本」を目指したくなるのですが
それはいったん置いておいて、自分の癖でどう表現できるか
肩の力を抜いていろいろなものに取り組んでいけたらいいですね。

まとめ

今回は『センスの哲学』を紹介しました。

「センスがいい」って何だろうという疑問から出発し
それを哲学的に分析することでセンスの本質を解き明かしていく本でした。

センスが分かってくると、センスが一番大事そうな”美術”との向き合い方も見えてきます。
センスがなくても美術は鑑賞していいんだなと少しほっとしました。

センスをはぐくむ訓練法についても言及しています。
「センスって何だろう」と気になった方はぜひ読んでみてください。

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