居酒屋で政治について文句を言っているおじさん見たことありませんか。
私は居酒屋でバイトしていましたが、そんなおじさんが常連さんに居ました。
たまに「あの人に政治を任せたらどうなるのだろうか」なんて考えていました。
突然総理大臣にされたら、貴方はどうしますか。
※この本はkindle unlimitedで無料で読めます。(2025/3/31時点)
本記事は以下について書いています。
〇本書の構成・特徴
〇こんな人におすすめ
〇印象に残ったこと
〇まとめ
本書の構成・特徴
売れない劇団員の加納慎策は、時の総理大臣である真垣統一郎とそっくりでした。
これはラッキーと慎策は真垣総理の物まねを習得し
舞台で少し注目されるようになります。
そんなころ本物の真垣総理は病に侵され療養に入ります。
「へー総理も大変だな」と思っていた矢先
慎策は何者かに連れ去られます。
連れていかれたのは首相官邸。知らされたのは真垣総理が重篤な状態であること。
「真垣総理の替え玉をやってくれませんか」
慎策による国民相手の大芝居が始まります。
こんな人におすすめ
本書は以下のような人におすすめです。
〇政治が良く分からないけれどなんとなく知りたい人
〇ドラえもんのもしもボックスが好きな人
まずこの本は政府が何をやっているのかが何となく学べます。
理系だった私は社会科目がとても苦手でした。
お恥ずかしいことに政治についてはなんとなくしかわかりません。
政府が何をやっているのかが物語で知ることができるので
なんとなーくわかるようになります。
ただし、政府の仕組みを網羅的に説明しているものではないので
ちゃんと勉強するなら学生時代の教科書を引っ張り出しましょう。
また経済や政治の仕組み思想について書かれていますが
眠い時に読むと頭に入ってきません。
朝などの集中力があるときに読んだほうがいいです。
そしてこの本は「もし劇団員が総理大臣になったら」という物語です。
「もし〇〇だったら」という思考をよくする人は好きかもしれません。
政治なんてよくわからない一般の国民が
突然総理大臣になったらどのような選択をするのか
「一般人としての感覚」と「政治家としての考え方」の
二つに悩み続ける慎策の姿は考えさせられるものがあります。
印象に残ったこと
正論だけで政治はできない
日々の生活の中で人間はたくさんの選択をしています。
多くて35,000回も一日に選択をしているそうです。
「今日のお昼何食べようかな」
「かつ丼食べたいな」
「でも健康に悪いかな」
そんなことを考えながらお昼のことを決めるのも一つの選択です。
皆さんは何を基準に選択をしていますか。
理論的な正しさで物事を決めている、と言いたいところですよね。
でも実際は感情的な正しさで物事を決めることもあります。
「いや、今日はがっつり行きたいからかつ丼!」
翌日の自分が摂生すると期待してかつ丼を選択します。
政治はどうなのでしょう。
頭のいい人たちが理論的に正しい正論だけで物事を進めている
わけでもないようです。
頭のいい人たちも理想、理屈、利己、保身、義理、圧力
いろいろなものに影響されながら日々苦しい選択をしているのかもなと思いました。
総理大臣をやめてから「いいおじちゃん」に見えるのも
そんな苦しさから解放されたからなのかもしれません。
まとめ
今回は『総理にされた男』を紹介しました。
何でもない劇団員が突然総理にされる、そんな「もしも」の話でした。
自分が総理大臣になったらどんな政治をしますか。
なーんにも分かんないとか言いながら消費税撤廃とか言ってみたいです。笑
主人公が「一般市民としても正しさ」と「総理大臣としての正しさ」に
板挟みになりながら苦しい選択をします。
自分ならどうするかな、そんなことを考えながら読んでみてもいいと思います。
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