魅力的な大人って何でしょう。
清潔感のある見た目をしている
仕事ができる
などなど考えると思いますが
何かの分野に精通していて熱心に取り組んでいる人
はとても魅力的ではないでしょうか。
そんな大人になれたらかっこいいし、人生が楽しそうだと思います。
必要なのはたくさんの情報ではなく教養です。
知性のある大人を目指すにはこの一冊です。
Kindle Unlimited対象なので【今すぐ無料】で読むことができます。
忙しい毎日の中で、自分をほんの少しアップデートしたい。
そんなあなたにこそ、手に取ってほしい一冊です。
本記事は以下について書いています。
〇本書の構成・特徴
〇この本から得られる「成長のポイント」
〇印象に残ったこと
〇まとめ
本書の構成・特徴
この本は若者向けに書かれています。
知性のある人生を送ることがいかに素晴らしいか、
どうしたら知性を身に付けられるかについて書かれています。
著者は明治大学で教育学について教えている先生です。
現代の大学生を教えてきたからこそわかる、現代人に必要なもの。
それが知性だと言います。
「昔はよかったけれど今は、、」
というような書かれ方をしていて少し気に障る人もいるかもしれません。
しかし、案外的外れではないと思いました。
子育てをしている人は、子供にも教えたい内容です。
子どもが知性のある大人になるために、親としてしてあげられることが見つかるでしょう。
この本から得られる「成長のポイント」
本書からは以下のような成長のポイントが得られます。
〇知性を身に着ける方法がわかる
〇情報ではなく教養を吸収できるようになる
スマホによって情報があふれる社会になりました。
そのせいで頭の中は大忙しです。
教養のある人になりたいからと
たくさんのうんちく、豆知識を入手する人もいるでしょう。
でもそれは間違っています。
「なんでそうなの?」「いつからなの?」「だれがやったの?」
こんな質問をされて答えられないようでは教養ではありません。
本当の教養、知性を手に入れる方法は他にあります。
ヒントは、未知の情報に驚き、好奇心を持つことににあります。
知性のある大人を目指す一歩が本書から得られます。
印象に残ったこと
子どもに読む本を強制する。
私は幼いころに母親とよく図書館へ行っていました。
好きな本3冊借りな、と言われ興味を持った本を借りていたものです。
その結果本を読むことはある程度集中してできるようになり
中学生で東野圭吾にはまってからはたくさん推理小説を読みました。
子どもが本を読む子に育つには、自主性に任せる。
私はこれが正しいと思っていました。
ですがどうやらそうでもないみたいです。
昔から読書家がおすすめする本があると思います。
それらを半ば強制的に読ませるほうがいいというのです。
好きな本を読んだほうがいいというのも一理あると思いますが
専門家が本当に良いという本をしっかり身に着けることも大事だそうです。
子どもは純粋なので「これを読もうね」と言えば
それが当たり前と思って読んでくれます。
子どもが純粋なうちに良書を身に着けさせる、その後は自主性に任せる
そんな流れがよさそうです。
国語の教科書に〇年生におすすめの本、なんてページがありますが
それらを読ませることから始めてもいいかもしれません。
まとめ
今回は『20歳の自分に伝えたい知的生活のすすめ』を紹介しました。
知性、教養のある大人になるにはどうしたらよいのか
方向性が見えてくる一冊でした。
とりあえず「スマホを捨てて”カラマーゾフの兄弟”を読んでみるか」となります。
情報があふれかえる社会で他の人と差別化できる習慣が得られるかもしれません。
本書はkindle unlimitedで無料で読めます。
興味があったら是非読んでみてください。