4歳になった娘は数を数えることが上手になってきました。
だいたい15くらいまでは数えられるようです。私は別に教育パパではありませんが
物は試しと4歳の娘に足し算と引き算を教えてみることにしました。
先取り教育には賛否両論ありますが、強制的に押し付けることはしてません。
今回は4歳の娘に足し算と引き算を教えることについて
・やってみたこと
・やって分かった4歳の理解度
・数学科目線での寄り添い方
これらについて紹介していきます。
当ブログでは
・うちの子算数苦手かも、、と悩む保護者の方
・自分も算数が苦手だったから、、と悩む保護者の方
そんな方向けに数学科卒の私が
「算数=苦手」を解消するために保護者ができること
を紹介しています。
本記事は以下について書いています。
4歳の娘はどこまで分かっているのか?
4歳になった娘は物を数えることができるようになってきました。
・「パパ、はしが3個もあるよ?2個でいいでしょ?」
・「おやつが1、2、3、4個ある!」
ものの単位は置いておいて、目の前のものを数えることができるようです。
また、言われた数を理解しているようでした。
・「ペン2本とって」
・「積み木3個ちょうだい」
こちらの指示に正しく対応することができます。
さらに数字を表す文字もある程度理解できているようでした。
4という数字を見つけては「これ〇〇ちゃん(娘の名前)の4歳の4だ!」と反応したり
妹が2歳になり誕生日ケーキの2のろうそくを見て「〇〇ちゃん(妹の名前)が2歳だから2なの?」と
言ったりして、数と’数字を表す文字’との対応ができているようでした。
一方で10以上の数になると数えることはできるものの数字を読むことは難しいようです。
例えば12という数を見て「いちに?」と読んでいて「じゅうにだよ。」と教えて
次に13という数を見せても「いちさん?」と読んでいました。
確かに二桁以上の数字の書き方はまだ4歳には難しいかなと思いました。
〇ものを20くらいまでなら数えられる
〇言われた数を理解できる
〇9までなら数と数字の対応ができる
「ものを数えること」と「足し算ができること」の違い
「パパ、3個と2個で5個?」
きっかけは娘からの質問でした。それを聞いて足し算をなんとなく理解しているのかなと思いました。
足し算ができるということは意外と難しいものです。
「ものを数えられること」と「足し算ができる」の間には少しギャップがあります。

「ものを数えられること」は目の前のものをひと塊とみて1から数え上げることができる状態です。
3個のもの、2個のもの、5個のものそれぞれの塊を1から数え上げて総数が言えることは
数を覚え始めた4歳くらいからできるようになるのかもしれません。

一方で「足し算ができること」は一塊になっている複数のものを一塊とみなして総数が言える状態です。
3個として数えた一塊と、2個として数えた一塊を合わせた状態で全体として総数がいえる
先ほどまで別の塊としてみていたものを一つのものとしてとらえ直すというステップが含まれています。
ものが数えられるからといって足し算を教えようとしてもお子さんは混乱してしまうかもしれません。
私は娘がこの考え方が自然とできるようになってきていると感じたので
足し算を教えてみることにしました。
〇「ものを数えられる」と「足し算ができる」は別物
〇別の塊を一つの塊に捉え直す作業が必要
娘に足し算や引き算を教えてみた
「足し算」や「引き算」をなんとなく理解してきた娘に具体的な問題を出してみることにしました。
色々な角度から問題を出すことで4歳の娘がどこまで理解しているか見てみました。
具体例を使った足し算
まずは具体例を使った問題です。
よくある「チョコを3個買ってきて、さらに2個買いました」みたいな問題です。
娘の好きなお菓子を例にしたり、ママや妹を登場人物にして問題を作ると
嬉しそうに考えてくれました。考え方としては指を使って数える方法みたいです。
たどたどしいものの問題の内容を話しながらゆっくり指を使うことでほぼすべての問題を正解しました。
具体例を使った足し算と引き算
先ほどの問題の少し難易度をあげた問題を出してみました。
「チョコを3個買ってきて、さらに2個買いました。そして1個食べました。」みたいな問題です。
これも指を使って数える方法で考えていました。私と一緒に問題の内容を確認しながら
指を使うことでこの問題も難なく正解することができていました。
数字を使った計算
先ほどまでは私が高騰で話した問題を解いてもらっていました。
しかし、次は紙に数字を書いた足し算の問題を解いてもらってみました。
\({3}+{2}\)と紙に書いて、「\({3}\)と\({2}\)を合わせたらいくつになる?」と聞いてみたところ
娘の反応は微妙でした。「え~?わかんなーい。」と数字を眺めるだけでした。
試しに先ほどの具体的な問題に置き換えてみると指を使って問題に正解しました。
どうやら具体的な3個などはわかるものの「\(3\)」という数字になると足し算は難しいようです。
答えが10を超える問題
娘は指を使って数える方法で足し算や引き算をしています。
では答えが10を超えたら娘はどうするのかなと思い、問題を出してみました。
問題は具体的なものとして「チョコを6個買ってきて、また6個買ってきたら全部で何個?」と
聞いてみました。娘は初めに両手で6を作り、そこから色々考えて「14!」と答えました。
「どうやって考えたの?」と聞いてみると
・まずは両手で6
・残った指で6を数えたいけど、4しかない
・だから14(?)
「なるほど!そうやったんだー」と反応しましたが、やはり繰上りがあるとまだ難しいようです。
〇答えが10までなら具体的な足し算、引き算は解ける
〇「チョコが3個」というものと数字の「\({3}\)」の紐づけは難しい
〇繰上りがあると4歳には難しい
4歳の娘の計算に寄り添うときの注意点
最初に述べましたが、私は教育パパというわけでは無いので
娘に無理やり計算を覚えさせようとは思っていません。興味を持ったようなので話してみただけです。
4歳になるとクイズなどに興味を持ち始め、自分で何かを考えるのは楽しいようです。
娘と算数をするうえで注意したのは以下の点です。
①回答が間違っていても否定しない
②どうやって考えたのかを聞いてみる
小学校で受験をするようなお子さんでない限り、
4歳くらいならまだ足し算や引き算が完ぺきにできなくてもよいと思います。
答えが間違っていてもどうでもよいので娘の興味を失わないことを意識しました。
4歳くらいになるとプライドも出てきます。「間違う」ということに過敏に反応する子もいます。
間違った→じゃあもうやらない という流れにはしたくなかったので
正解か不正解かは気にしないことにしました。
一方でどのように考えたのかは聞くようにしました。
算数や数学は「なぜそう考えたのか?どうやって考えるとうまくいくのか?」が大事です。
これをしっかり説明できることで算数や数学が得意になっていくと考えています。
お子さんが得意げになってどうやって考えたのかを話すのを聞いてあげると
お子さんの算数力、数学力が伸びていくと思います。お子さんの説明を紙に書き起こしてあげると
お子さん自身の頭の中のイメージをすっきりさせてあげられるかもしれません。
〇答えが間違っていても否定しない
〇どうやって考えたのかを聞いてみる
まとめ
今回は「4歳の娘に足し算を教えてみた結果」について解説しました。
4歳くらいになると案外何でもできるようになってきます。焦る必要は全くないですが
お子さんが興味を持ったら簡単な足し算や引き算を教えてみても良いかもしれません。
答えが10までの計算なら意外とできるかもしれません。
「物が数えられる」と「足し算ができる」には少しギャップがあります。
者が数えられても足し算ができるかは分からないので、無理やり教えようとはしないでください。
お子さんがどうやって考えたのかに寄り添って、お子さんが算数について考えることに
興味が持てるようサポートしてあげられたと思います。
当ブログでは算数が苦手だったのになぜだか大学の数学科専攻になった私が
お子さんが算数や数学でつまずかないためのヒントを紹介しています。
「どう教えたらいいか分からない」そんな保護者の方の助けになればと思います。
ぜひ他の記事も参考にしてください!

