【二桁以上の数の引き算】繰り下がりが超絶苦手だった私の対処法【数学科が解説】

小学校算数


二桁以上の計算は得意ですか?私は超絶苦手でした。特に引き算が苦手でした。
小学生のお子さんでも二桁以上の数の引き算でつまづいてしまう子も多いです。

特に厄介なのが「繰り下がり」です。
「上の位から\({10}\)を借りてくる」というこの操作が苦手で計算ミスが起きることが多いです。
私自身この「繰り下がり」がとても苦手でした。しかし何とかしないとと試行錯誤し
自分なりに対処法を見つけました。

この方法ならだれでも計算が簡単にできるというわけではありませんが
「繰り下がり」で悩むお子さんの手助けになれば幸いです。


当ブログでは
・うちの子算数苦手かも、、と悩む保護者の方
・自分も算数が苦手だったから、、と悩む保護者の方

そんな方向けに数学科卒の私
「算数=苦手」を解消するために保護者ができること
を紹介しています。


本記事は以下について書いています。

お子さんは「繰り下がり」でなぜ困っているのか

二桁以上の数の引き算で困ったことのない大人であれば
「繰り下がりの何が難しいのか?」と思うかもしれません。そうなるとお子さんに対して
・たくさん問題を解きなさい
・丁寧に計算しなさい

といったアドバイスしかできません。ですがそれでは繰り下がりで悩むお子さんは苦しむだけです。

まずは「繰り下がり」でなぜ困っているのかを理解しなければなりません。
お子さんが繰り下がりの何に困っているのかはお子さんに聞いてあげたほうがいいですが
参考までに私自身が繰り下がりで困っていたポイントについて説明します

適当な引き算を例にします。

\({72}-{47}\)を計算するとき筆算で考えます。(繰り下がりで悩む人は暗算できません。)
計算の流れとしては以下の通りです。
①一の位について、\({2}-{7}\)はできないので、十の位から\({10}\)を借りてくる。
②一の位について、\({12}-{7}\)となり一の位は「\({5}\)」
③十の位について、\({6}-{4}\)を計算して十の位は「\({2}\)」
④答えは「\({25}\)」

これの何が難しいのか?と思うかもしれません。
私は②の手順で困っていました。そもそも\({12}-{7}\)を暗算でやるのが苦手だったのです。
\({12}-{7}\)を筆算で書いたとしても、十の位から「\({10}\)」借りてきたとして
同じ計算をするしかありません。

つまり筆算の手順通り、繰り下がりをおこなっていったとしても最後は
\({12}-{7}\)だとか\({14}-{8}\)だとかの
「二桁ひく一桁の暗算」をしなければいけません
私はこの暗算自体が苦手でした。大人になった今でも暗算に時間がかかります。

もしかしたらお子さんはここに悩んでいるかもしれません。
・筆算の理屈はわかっている。(筆算に書き込まれる線や数字が適切)
・どこかの桁の引き算が間違っている。特に一番大きい位の計算は間違っていない。

こんな兆候があれば私と同じ状態かもしれません。

もし気になるようでしたら\({12}-{7}\)や\({14}-{8}\)などの
\({10}~{19}\)の数から\({1}~{9}\)の数を引くような計算をさせてみてください。

この計算が遅いようであれば私と同じ状態かもしれません。

筆算を攻略する私の対処法

\({12}-{7}\)や\({14}-{8}\)などの計算が苦手だった私が、二桁以上の数の引き算を行う上で
どうにか編み出した筆算の方法を説明します。

赤字の部分が、私が書いていた謎の文字です。
これは下の数である\({7}\)から上の数の\({2}\)を引いて\({5}\)になることを書いています。
では、これを書いてどうするのか?\({10}-{5}\)をすることで一の位の答えとして\({5}\)を出します。

普通の人は「なぜこんな面倒なことを・・・」と思うかもしれません。
しかし、二桁以上の暗算がとてつもなく苦手だった私にはこの手順が必要でした。

一桁同士の計算に落とし込まないと計算ができなかったので
\({7}\)から\({2}\)だけ引く、まだ\({5}\)を引かないといけないので\({10}\)から\({5}\)を引く
こんなイメージでやっていました。\({12}-{7}\)という計算を\({10}+({2}-{7})\)に置き換える感じです。
私と同じ状態のお子さんはもしかしたらこの方法で計算が安定するかもしれません。

まとめ

今回は「二桁以上の数の引き算のコツ」について解説しました。
繰り下がりが苦手なお子さんがいると思います。もしかしたら根本原因は暗算にあるかもしれません

単純な計算というものは数をこなすことで速くなっていきます。
そのため小学生の頃は計算ドリルなどでとことん計算をさせられます。

どんなに計算をこなしてもなかなかスピードが上がらない、計算ミスが多い
そんなお子さんもいるのではないでしょうか?頭ごなしに「ちゃんと計算しなさい!」と
言うのではなく、お子さんの計算の跡を見てあげてください。

お子さんが苦手とする「何か」が見つかるかもしれません。
大人になっても\({12}-{7}\)がぱっとできない、そんな人(私)もいます。
「何が難しいのか分からない」と突き放すのではなく、お子さんに寄り添って
苦手ポイントを乗り越えるように考えてあげて欲しいです。


私と同じ状態のお子さんでも、今回紹介した方法でうまくいくとも限りません。
参考までに試してみて、お子さんに合った対処法を探していきましょう。


当ブログでは算数が苦手だったのになぜだか大学の数学科専攻になった私
お子さんが算数や数学でつまずかないためのヒントを紹介しています。
「どう教えたらいいか分からない」そんな保護者の方の助けになればと思います。
ぜひ他の記事も参考にしてください!

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